庵原の山々に囲まれた自然豊かな農園で、子どもたちと一緒に「みかん狩り」を行いました。代表の知り合いのみかん農家さんのご厚意で実現した今回の活動。山道を登っていくと、両側に広がるみかんの木々が目に飛び込み、「みかんだ！」と子どもたちの歓声が響きます。期待に胸をふくらませながら農園に到着すると、まずは農家の方へ全員で「お世話になります」と挨拶をし、収穫の仕方や注意点について簡単な説明を受けました。

いよいよ体験の始まりです。子どもたちはハサミを手に、木からみかんを一つひとつ丁寧に切り取り、その場ですぐに皮をむいて口に運びます。もぎたてのみかんは果汁たっぷりで、「甘い！」「おいしい！」と笑顔が広がりました。普段食べているみかんとは一味違う、採れたてならではの新鮮さを実感できた瞬間です。

その後はお土産用のみかんを袋いっぱいに収穫しました。「どのみかんが美味しいかな？」と木々の間を探しながら、自分の目で選び取る楽しさも体験。袋が次第に重くなるにつれ、子どもたちの満足そうな表情が印象的でした。農園での時間は、自然に触れ、食のありがたさを感じる貴重な学びの場となりました。

今回の活動を通して、子どもたちは自然の恵みを味わう喜びと、農家の方々の温かさに触れることができました。笑顔と感謝にあふれた一日となり、心に残る素敵な思い出となりました。